AKBニュー・プロジェクトその2
アショーカ・K・バンカー、われらがAKBの新プロジェクト第二弾もグラフィック・ノヴェルだ。
こちらは新興 Virgin Comics からのミニ・シリーズでタイトルは VETAAL: The First Vampire。
ヴィターラとは『ラーマーヤナ』でも第二部『聖都の決戦(仮題)』で阿修羅の一種として出てくる。ぼくらが知っている西欧の怪物としては吸血鬼がいちばん近い。ヴィターラの話としてはインドではヴィクラマ王と妖怪ヴィターラという有名な民話があるそうだが、こちらはやはり現代のムンバイを舞台にした、多重構造の作品になる。
まず第一に、これは理解を絶する超自然的事件に巻込まれた青年の物語で、恋人、友人、家族、そして故郷の町に迫る危機にいやおうなくたち向かわなくてはならなくなる。
第二に、ムンバイ中心部のエドワード朝様式の古い建物に巣くうヴィターラの話だ。この建物は外見より内部が広く、その扉の向こうは異次元世界や過去や未来であったりする。
そして第三に、これはいわゆる吸血鬼伝説を換骨奪胎する。「ドラキュラ」伝説の淵源は古代インドにあった、「吸血鬼」の正体と真実を隠すために巧妙に仕組まれたものだった。
現代のムンバイ中心部にはじまる物語は、古代インド、中世ヨーロッパをはじめ、様々な時代と場所を飛びまわる。
今年10月から、5冊のミニ・シリーズとして刊行される。
ちなみに Virgin Comics は、あのリチャード・ブランソンのヴァージン・グループで、インドの Gotham Comics との提携で新たにコミックスの刊行を始める。アニメーション部門もあり、AKBのこの作品も、コミック以外の展開が計画されている。
公式サイトはこちら。まだ、シリーズ全体のアナウンスのみ。